ケモノ脱獄RPG『Back to the Dawn』7月18日ついに正式リリースへ。腐敗した刑務所で脱獄を目指す過酷獄中サバイバルに、新主人公のストーリー実装
Spiral Up Gamesは6月12日、『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』を現地時間7月18日に正式リリースすると発表。新主人公ボブのストーリーが実装される予定だ。

パブリッシャーのSpiral Up Gamesは6月12日、Metal Head Gamesが手がける『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』を現地時間の7月18日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Back to the Dawn』は脱獄をテーマとするRPGだ。舞台となるのは、人型の動物たちが暮らす現代社会。主人公であるキツネのトーマスは記者として働いていたが、とある特ダネを握ったことで陰謀に巻き込まれ、冤罪で投獄されてしまう。プレイヤーは刑務所内で生活を送りつつ、期限内に脱獄して陰謀を暴くことを目指す。

ゲームプレイでは基本的に、刑務所のスケジュールに則って一日を送っていく。刑務所には数十人のキャラクターが存在しており、それぞれ交流をおこなうことが可能。また主人公には満腹度や心境値など多くのパラメーターが存在しており、食事や休憩などをおこなうことによって管理していくことになる。
しかしながら舞台となる刑務所は腐敗しており、食料の支給は最低限かそれ以下の水準。カツアゲしてくる囚人も存在しており、普通に暮らしているだけでは餓死することもありえる状況である。刑務作業やギャングからの依頼をこなしてカネを得たり、ほかのキャラクターと協力したりと、自分なりの方法で刑務所を生き抜く手段を見つけるのだ。

そんな本作では、主人公を自由に成長させていくことが可能。力・敏捷・知力・魅力といった基本ステータスのほか、多くのスキルが存在しており、育成することでさまざまな行動が有利になっていく。クリア後には習得スキルを引き継いでの周回プレイも可能である。
また刑務所内には多くのクエストが存在しており、ゲームの目標となる脱獄のルートも複数存在。プレイヤーの選択によってエンディングも分岐していく。テキストの字数は日本語で100万字以上と謳われており、重厚なストーリーが楽しめる作品となっている。

本作は2023年11月にSteamにて早期アクセスが配信開始された作品だ。ユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約4500件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。本作にはさまざまなケモノのキャラクターが40人以上登場し、それぞれが複雑な背景や過去を抱えている。そうしたキャラクターたちの魅力や個性が、ユーザーレビューでも好評を博している。また初見プレイでは高めの難易度ながら、アプデでニューゲーム+が追加されたことにより、気軽に周回もできる作品となったことを評価する声も寄せられている。
そんな『Back to the Dawn』が現地時間の7月18日に正式リリースされることが発表された。バージョン1.0では新たなメインストーリー「パンサー編」が実装される。新主人公であるパンサーのボブは潜入捜査中の刑事だ。とある秘密任務のため、正体を隠して服役しているという。パンサー編は全5幕からなるストーリーとなり、多くの新マップやクエスト、6種類のエンディングなどが用意されるそうだ。キツネのトーマス編以上に過酷な冒険が待ち受けているとのことである。
『Back to the Dawn ~ブレイク・ザ・アニマル・プリズン~』はPC(Steam)向けに、現地時間の7月18日に正式リリース予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。